WRITE CIRCLE GAME X2

VERSION 1.02c

PRESENTED

BY

(C)2001-2004 TAKABO SOFT

Last Update 2004/02/28

  この度は、「WRITE CIRCLE GAME X2」をダウンロードして頂き、誠に有り難う御座います。 尚、この文章はHTML形式で書かれていますので、Microsoft Internet Explorer4.0やNetscape Navigater4.0等で ご覧になって下さい(IE4.0 1024x768推奨)。

  このゲームは、以前PC-98シリーズN88-BASIC(86)用としてマイコンBASICマガジン(電波新聞社)に掲載されていたものを、Windowsに移植し、アレンジしたものです。

  誰にでも解る事は省いているかもしれませんが、重点的な所は細かく説明しているつもりです。 何か、質問等があればWebSite「TAKABO SOFT NETWORK」内の掲示板までご連絡下さい。

  動作条件は以下の通りです。
OSMicrosoft Windows 95/98/ME/NT4(intel)/2000
CPU各OSの動作環境以上
DirectX2以降がインストールされている必要があります
Memory各OSの動作環境以上

  推奨環境は以下の通りです。
OSMicrosoft Windows95
CPUPentiumII 266MHz以降
DirectX7以降
Memory32M以上


  ソフトウェア起動後、ロゴが表示され、次にタイトル画面が出てきます。キーボードの「↑」/「↓」キーでメニューカーソルを移動させ、「ENTER」キーで決定となります。

  各メニューの意味は以下の通りです。
START以下のプレイヤの設定でゲームを開始します(ラウンド表示画面へ移行します)。
ただし、プレイヤーが2人以上(COM含)いない場合はスタート出来ません。
1〜4 PLAYER「←」/「→」キーを押し、参加するプレイヤーの設定をします(下表参照)。
OPTIONオプション画面へ切り替わります。
EXITゲームを終了してWindowsへ戻ります。

  プレイヤの設定内容は以下の通りです。
MAN人がキーボードから操作します。
NON参加しません。
EASY COM適当に動くだけです。すぐに死滅するでしょう。
NORMAL COM適当に動きますが、障害物は避けます。ドット避け(テクニック参照)はしません。
とは言っても偶然ドット避けする事はあります。
HARD COM適当に動きますが、障害物は避けます。ドット避けもします。

  タイトル画面で「START」を選ぶと、ラウンド画面が表示されます。ここで、ラウンド数(ゲーム回数)と、各プレイヤの操作方法(KEY)、総合得点(SCORE)、順位(RANK)等が確認出来ます。
  確認し終えたら、「↑」/「↓」キーでカーソルを移動し、「ENTER」キーで決定して下さい。

  ラウンド画面で「GO NEXT」を選ぶと、今度はステージ&BGMセレクト画面が表示されます。「↑」/「↓」キーでカーソルを移動し、「ENTER」キーで決定して下さい。ステージやBGMの変更は「←」/「→」キーで行います。
  また、ステージをしっかりと見たい場合、スペースキーを押す度にメニューの表示/非表示が切り替わりますので活用して下さい。
 「NORMAL GAME START」、「SCROLL GAME START」を選ぶと、ゲームが開始されます。

  ライトサークルゲームは、昔から様々な機種に移植され、伝えられてきた伝統的なゲームです(たぶん)。 その理由は、「単純で面白い」からでしょう。初心者でも、とっつきやすく、すぐに慣れることが出来ると思います。 私がWindowsに移植してからは、「単純」とは言えなくなってしまったかもしれませんが・・・(^^;

  ルールを説明します。まず、ゲームを開始すると、線がどんどんひかれていきます。そこで、プレイヤーは線(自分のものも含む)に当らないように 進行方向を変化させていきます。そして、最終的に残った人が勝者となります。これだけです(^^;
  とりあえず、このゲームが過去様々なOSに移植される際、アイテム等が追加されていたため、私もWindowsに 移植する際、アイテム等、いろいろなものを追加しまくりました。
  また、今回COMを3種類用意しておきましたが、COM相手に一人で遊ぶのもサムイので、やっぱり学校や会社で友人達とワイワイガヤガヤ遊んで下さい(^^;

  以下に各プレイヤの操作方法を記述しておきます。
 左旋回アイテム使用右旋回
1P
2P
3P
4P3/]6/[9/¥

  4Pは、オプションのKEYBORAD TYPEによって、2種類の操作方法が存在します。

  左右の操作は、『旋回』ですから、例えば1Pの場合、Qを押すと左の方向へ進むのではなく、 今の進行方向から左へ曲がるという事を意味します。

  ゲーム中、「ROLL UP」/「ROLL DOWN」キーでWAIT(ゲーム全体の速度)を変更させることが出来ます。
(シフトキーを押しながらROLL UP」/ROLL DOWNキーを押すとWAITを100ずつ変えることが出来ます。)
また、「ESC」を押すことでゲームを一時停止させる事が出来ます。ここでもWAITの変更が可能です。

  戦闘が終了すると、戦闘結果報告画面になりますが、この画面ではスペースキーを押す度にメニューの表示/非表示が切り替わりますので、 スクロールゲーム終了後、自分がどこで死滅したのか等を確認出来ます。

  アイテムの作用は以下の通りです。

  まずは、基本技から紹介します。線から逃げているばかりではなく、こちらから相手を攻撃しましょう(^O^) 右の図を見て下さい。これは、青が、赤を囲んで逃げられなくしています。もちろん、赤はそのまま死んでしまって終わりです。 まぁ、上手くなれば、出口が1ドットでも空いている限り、そこを通る人もいますが・・・(男のロマンらしい)。それと、赤が アイテム(ワープ・ボム・チェンジ)なんかを持っている場合には、逃げられてしまいますが(^^;

  次に、ちょっとした卑怯技(^^;その名も『ドット避け』。左の図を見て下さい。ゲーム中の画面を12倍に拡大し、マス目 を付けたものです。パソコンのディスプレイは、小さい点の集まりで 出来ています。ですから、斜めの線には、隙間が出来てしまいます。そこを、上手い具合に避けると、囲まれた時などに、 逃げられることが出来ます。まぁ、まぐれでないと出来ないと思いますけど(爆)。ちなみに、強COMは、この技使いまくって きます(^^;

  タイトル画面で、「OPTION」を選ぶと、オプション画面へ切り替わります。「↑」/「↓」キーでカーソルを移動させ、 「←」/「→」キーで値等を変化させて下さい。「ROLL UP」/「ROLL DOWN」キーを使用すると、1ページ分カーソルが移動します。 尚、設定内容は、ファイルに保存されます。

項目内   容初期値
EXITオプションを終了し、タイトルへ戻ります。-
GAME WAITウエイト値を変更します。この値が大きくなると、ゲーム全体の速度が遅くなります。0でノーウエイトです。速度は、機種の処理速度によっても変化します。-
KEYBORAD TYPE使用するキーボードの種類を設定します。DESKTOP
ITEM MAXアイテムの同時最大表示数を設定します。
0を指定するとアイテムは出現しません。
1
ITEM SHOW TIMEアイテム表示時間(秒単位)を設定します。30
ITEM GET DEATHアイテム取得時に死滅する確率を設定します。0%
ITEM USE FLUSHアイテム使用時にフラッシュさせるかどうかを設定します。ON
CHANGE LIMITATIONゲーム中、進行方向Xドット以内に障害物がある状態で「CHANGE」アイテムを使用したら、自滅させるようにするかどうかを設定します。OFF
EXPLOTION TYPE死亡時の爆発タイプを設定します。

CIRCLE・・・半径「VALUE」ドットの円を描いて死亡。
COSMO・・・死亡場所から「VALUE」個の破片をばらまきます。この破片の当たると死にます。
COSMO S・・・基本的にCOSMOと同じ。ただし、回転しながら吹っ飛びます。
COSMO A・・・基本的にCOSMOと同じ。ただし、加速しながら吹っ飛びます。
CIRCLE
EXPLOSION VALUE爆発タイプに使用される値の設定。16
METEORITE ENABLEゲーム中に、隕石を出現させるか、ON/OFFを設定します。OFF
METEORITE TIME出現時間(秒単位)を設定します。この時間毎に隕石が降り注ぐことになります。60
METEORITE VALUEこの値のドット数を降らせます。200
MIDI DEVICEBGMとして使用するMIDIデバイスを設定します。
DIRECTM・・・DirectMusicを使用してBGMを再生します。
DirectX6.1以降がインストールされている必要があります。
MIDI M・・・MIDI MAPPERを使用してBGMを再生します。
外部音源(SC-55等)やソフトウェアシンセをお持ちの方はこちらをどうぞ(RolandのSCシリーズの場合はSC-55MapをONにして下さい)。
DIRECTM
SOUND EFFECT効果音を鳴らすかどうかを設定します。ON
SOUND VOLUME効果音の音量を設定します。100%
各アイテムアイテムの出現率を設定します。100%

  GAME WAITの初期値は、ソフトウェア初起動時に算出します(機種によって異なります)。ですが、正確な値が 出るかどうかは解りませんので、各自丁度良い値を設定して下さい。

  WCGX2では、自分でステージを新たに追加する事が可能となりました。その手順を以下に記述しておきます。
  また、画像は作成せず、すでに存在する画像を使い、座標等だけを変更したステージを追加したい場合は、5番目から読んで下さい。
  • TAKABO SOFT NETWORK」にて256色高機能ドット絵エディタ「EDGE」をダウンロードして下さい。
  • EDGEを起動し、画像サイズ640×416、256色EDGEパレット、背景色黒として新規作成して下さい。
  • 外枠として、(0,0)-(639,415)の長方形を白色で描画して下さい。
  • 障害物等(0番号以外の色は全て障害物となります)を描画し、stageフォルダ内へ png形式で適当な名前を付けて保存して下さい。
  • stageフォルダ内のstage.txtをダブルクリックするなりしてstage.txtを(メモ帳等で)開いてください。
  • stage.txt内の一番下へ以下の例を参考にしてステージを定義して下さい。
    ;四角いボックスのあるステージ
    FILE=box.png
    TITLE=BOX STAGE
    1P=32,32,0
    2P=608,32,270
    3P=32,384,90
    4P=608,384,180

    先頭に「;」が付く行はコメントになります
    
    「FILE =」のような余計な空白を入れないで下さい
    また、ステージファイルの設定は「FILE=」から始まるようにして下さい
    
    FILE=ファイル名(EDGEパレットを使用した640x416の256色PNGファイルのみ)
    TITLE=ステージセレクト中に表示する文字列 (30文字まで)
          使用出来る文字は(ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ0123456789*=.)
    1〜4P=X座標(1-638),Y座標(1-414),角度(0-359)  -1を指定するとランダム値になります
    ITEM_SCOPE=アイテム表示範囲を設定します
          左から順に、左X座標(1-638),上Y座標(1-414),右X座標(1-638),下Y座標(1-414)
          この設定は省略可です(省略すると、画面全体になります)
    1〜4P_ITEM=あらかじめ所持するアイテムを設定します
               左から順に、アイテムの名前(半角英・大文字),個数
               また、名前に空白がある場合は「_」に置き換えて下さい(例:LR FLIP → LR_FLIP)
               何度でも記述できるので、異なる種類のアイテムを持たせる事も可能です
    EFFECT=ステージエフェクトを設定します
           0:無し(デフォルト) 1:どんどん点を打つ  2:どんどん狭くなる
    
  • ゲームを起動し、追加したステージが正しく動作するかを確認して下さい。

  WCGX2では、自分でBGMを新たに追加する事が出来ます。その手順を以下に記述しておきます。
  • GM(General Midi)規格に対応したMIDIデータ(Format 0 or 1)を用意して下さい。
  • Bgmフォルダ内のbgm.txtをダブルクリックするなりしてbgm.txtを(メモ帳等で)開いて下さい。
  • bgm.txt内の一番下へ以下の例を参考にしてBGMを定義して下さい。
    ;テーマ曲 By たかぼー
    FILE=goit.mid
    TITLE=GO IT

    先頭に「;」が付く行はコメントになります。
    「FILE =」のような余計な空白を入れないで下さい。
    また、BGMファイルの設定は「FILE=」から始まるようにして下さい。
    
    FILE=ファイル名(GM対応 Standard Midi File)
    TITLE=曲名 (30文字まで)
          使用出来る文字は(ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ0123456789*=.)
    
  • ゲームを起動し、追加したBGMが正しく再生されるかを確認して下さい。
  開発環境は以下の通りです。
PCPC-9821Ra266/NEC
OSMicrosoft Windows95
Memory96M
CPUMMX PentiumII 266MHz
Display1024 x 768 pixel  High Color(16bit)
使用言語Microsoft Visual C++ 6.0 Professional Edition

  • プログラムは全てANSI C++で記述しています(インラインアセンブラを一切使用していません)。
  • コンパイル時には「速度優先」で最適化しています。
  • MFCは使用していません。
  • PNGファイルを読み込むために、LIBPNG.LIBとZLIB.LIBをリンクしています。
  • DirectXを使用するために、DirectX7の各種ライブラリをリンクしています。
  WCGX2開発に関わった人々は以下の通りです。
たかぼー企画、プログラム、マニュアル、各種画像、BGM、効果音、ステージ
Giocoso さんアイテム画像、アイテム企画
nasu さんアイテム画像、アイテム企画
Buzz さんBGM
yuuki さんステージ

  このソフトはフリーソフトです。
  著作権は、一応私「たかぼー」が所有しますが、他の方が制作された画像やMIDIデータの著作権は各制作者にあります。
  また、WebSiteにてソースコードも公開していますので(たぶん)、勉強/改良/引用したい方はどうぞ。

  このソフトウェアを実行した事によって起こる全ての損害について、作者は一切責任を取りません(取れません)のでご了承下さい。
  個人的なサイト等への無断転載は構いませんが、掲示板等で一言断ってもらえると嬉しいです。企業のサイトや雑誌等の無断掲載は禁止します(メールで確認を取って下されば転載可です)。また、バグについてはできるだけ早急に対処したいと思いますが 、作者はその義務を負いません。

以下に連絡先を記述しておきます。
バグ報告や要望、質問等はなるべくサイト内の掲示板へお願いします。
E-Mail : tkb@ny.tokai.or.jp
WebSite : TAKABO SOFT NETWORK

日付バージョン更新内容
2004/02/281.02c勝ち数(WIN)をカウントしていない不具合を修正
シフトキーを押しながらウェイトを変更すると100ずつ値が変わるように修正
2002/08/281.02bWindowsNT/2000/XPへ正式に対応(謎
2001/02/251.02aアイテム出現確率を0%にしても出現する場合があるというバグ修正
2001/02/211.02
  • ステージ何種類か追加
  • アイテム「PINGPONG」・「MOLD」・「INVINCIBLE」追加
  • オプションにてアイテム取得直後に死滅する確率を設定出来るようにする
  • オプションにてアイテム毎の出現率を設定出来るようにする
2001/02/091.01a
  • ミサイルの跡が残るバグを修正したかもしれない
  • アイテムを採った直後、時々死滅するというバグを修正したかもしれない
  • ミサイルの発射位置をもっと近くにする
2001/02/081.01
  • AT互換機のキーボードには「+」の下に「=」が無いという事に気が付き、4Pの操作を「3」「6」「9」に変更する。
  • ノートパソコンでも4Pが操作出来るように、キーボードの種類(DESKTOP/NOTE)を選択出来るようにする。
  • COMがアイテムを使うように改良
  • F・6キーでいつでもスクリーンショットを撮れるようにする(デバッグ用)
  • 狭いステージ(NARROW STAGE)でアイテムの出現範囲を狭くする
2001/02/051.00とりあえず一般公開を開始