外宇宙から漂流してきたとおもわれる大破した大型戦艦。 その戦艦につかわれていた技術は非常に高度な物だった。 探索部隊は戦艦を惑星ファルクへ運び調査。 ファルクの研究員は政府の指示により戦艦内のパーツなどを利用し 新たな技術を手に入れようとしていた。 しかし惑星ファルクの政治に反発する反乱軍と それに通じていた研究員は解析中の戦艦を強奪。 反乱軍は戦艦から“アルトロン”と呼ばれる物質を発見しそれを使い HGSを開発、武装を整えた後ファルクへ宣戦布告。 この戦いは反乱軍の勝利となった。 この瞬間ファルクの政治権利は反乱軍代表が握ることになる。 それから約170年。
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AREA-1:12月7日 ファルク連合の都市制圧阻止。少数部隊で隠密に行動し、都市を制圧される前に敵部隊を殲滅する。 BOSS:FHU-05 RADAM |
AREA-2:12月10日 海上プラントの防衛。プラントの破壊を阻止する事が目的。 BOSS:FHU-11 VENON |
AREA-3:12月14日 全部隊を使いファルクへ攻撃をしかける。地球への帰還は全作戦完了の場合のみ。 それ以外ではいかなる場合もあり得ない。 BOSS:FHU-18 STRAID |
AREA-4:12月14日 ファルク中心のコアユニットの破壊。ファルク内部へはセイヴァー3機で侵入、その他の部隊は侵入の援護、 またコアユニットはブラックボックスを搭載したサトミ機で行う。 BOSS: NO-DATA..... |
▼用語説明▼
・アルトロン:大破した戦艦から発見された物質。色は黄色で形状は石のように不特定。
アルトロンという名前は研究チームが名づけたプロジェクト名でそれがそのまま正式名称となった。
技術の発達により人工的に生み出すことに成功している。生産されたアルトロンは少量ながら地球にも輸出されている。
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惑星ファルク:太陽系外に位置する惑星で環境はほぼ地球に近い。このころ惑星全体の治安は決して悪くは無いが政治関係に関しては
軍力で押さえていたため人々は自由を奪われた。これが反乱軍を起こすきっかけとなる。反乱軍代表に政治権利があった時代は非常に安定していたが
その後政治権利は反乱軍代表の子孫にあるが自分を見失い、道を誤った。それがこの戦いの原因である。
ファルク連合にはファルク周辺の惑星でファルクの行動に合意した惑星の軍も含まれている。
・ HGS:(ハイテック・ジェネレーター・システム)高出力の戦闘兵器専用ジェネレーター。
HGSはサイズがやや大型のものになってしまったためにすべてに搭載できなくなっている。
これを搭載した機体は機体のどこかが赤色に発光しているがこれは放熱ユニットでHGS内のアルトロンの放熱を手助けするためである。
HGSを複数搭載した場合は放熱部分も当然複数もしくは大型にする必要がある。
・ゼノトロン:170年前のあの大破した戦艦から発見されたあらたな物質。形状はアルトロンと同じようなもので色は水色。
アルトロンと違い物質の量は多くは無いが構造が違い制御しやすく加工しやすい。名前の由来はアルトロンと同じ。
・ SAVER(セイヴァー):正式名称GX-01X
TZ-PLUS。
武装:SR-21フォトンランチャー・XXX01ディスラプター
過去につくられた高性能戦闘機“TZ-001”のシステムを基本に開発した機体。試作段階で8機製作された。
TZ-001の中心部分は解析不能のためブラックボックスとなっている。
だが出力テストの結果では今の技術でさえ不可能な結果が出ているためブラックボックス部分は地球外の技術ではないかという声も上がっている。
このブラックボックスは8機のうち適性テストでもっとも優秀な成績をのこしたサトミ機のみに搭載され
のこり7機は今の技術でブラックボックスに近い性能をもつVドライブの上位版が搭載されている。(ブラックボックス搭載型と上位版Vドライブ型の性能差は見た目ではわからない)。
武装はメイン兵器フォトンランチャー敵機に装備されている対HGS用兵器としてディスラプターを装備。
これはHGSに特殊なレーザーを照射、大きな負荷をかけ暴走させ破壊するというもの。そのため通常兵器よりも敵機を速く確実に撃破できる。
ただし直接的なダメージを与える性質はもっていない(出力をあげれば通常兵器の破壊も可能だが機体が耐えられない)ためHGSが装備されていない敵機には無意味である。
また開発コストの問題とまだ実験段階ということからセイヴァーにのみ装備された。
HGSが破壊されたときに発生する青い爆発はニュークリアコリドーと呼ばれアルトロンが負荷で消滅するときに発する粒子の集合体である。
しかしアルトロンの質量が一定レベルを大きく越えている場合ニュークリアコリドーの粒子のバランスが崩れるため発生しないこともある。
この爆発は一定時間停滞する性質をもっており高熱であることで機体に直接ダメージを与えることが出来る。
その他全方位攻撃兵器としてクラスターウェーブを装備。機体を中心に大気中の物体を核融合させ爆発を利用したもの。
発射後はチャージが必要なため発射後はしばらく使用できない。パイロットは適正テストとシミュレートの結果から上位8名が選ばれた。
・ OFFICER(オフィサー):正式名称GL-02
VDT
武装:SR-20フォトンバルカン・SR-35OPトレースレーザーユニット・SR-34OPサーチミサイルランチャー・SR-76OPディフェンスフィールド(SR-35、34、76はオプションユニット)
セイヴァーの量産機。基本フレームはそのままだが機体中心部はアルトロンをつかったVドライブ(ヴァリアブル・ドライブ)が使われている。
これは地球側のHGSといえるが構造が違い、使われているアルトロンの量も必要最低限の量でサイズの縮小化、軽量化を図っている。
武装は共通メイン武装フォトンバルカン。左右のユニット上部はハードポイントでその状況に応じてオプションユニットによる武装の変更が可能。
トレースレーザーユニットは自ら作り出した軌道にレーザーを発射できるものでレーザーの発射軌道をシステムに組み込んでおく。大抵は5つほどのパターンを作る。
サーチミサイルランチャーは多数の目標に一斉に攻撃できるもの。ディフェンスフィールドは敵の攻撃をバリアで無効化するもの。
武装の貧弱さを補うためこの装備機のみメイン武装がSR-16ロングライフルに変更されている。
これらのオプション兵器の性能はサポート程度のものでしかなくディスラプターに比べれば基本性能はどれも低い。
・ TZ-001:約150年前オペレーション“ORIGIN”で地球の特殊部隊が使用した機体。生産数こそわずか6機だがその性能は非常に高いと言われる。
ORIGINは地球と火星での戦争で詳しいデータは抹消されている。
・ サトミ=グレブナー:19歳。
自らパイロットを志願した。
高い判断力と動体視力を持ちさらにセイヴァーのシミュレートでは挑戦した40人のなかで一番の成績を残した。以上のことからパイロットに選ばれる。